社員インタビュー #6

「テクノ工営に、この人に、設計してもらいたい!」と思われるような人間を目指す。

関 智仁

機械設備設計室

2021年入社

ワークにもライフにも全力投球!
「テクノ工営に、この人に、設計してもらいたい!」と思われるような人間を目指す。

新卒入社
機械設備設計室 2021年入社 関智仁

入社のきっかけは、大学での専攻を活かせることと理想通りの勤務地

私は機械航空工学科で、機械工学コースを専攻していました。配属されていた材料加工学系の研究室ではステンレスの研究をしていて、授業でも冷凍機やボイラー、ポンプ等の機械そのものの学習に加え、伝熱工学、制御工学、エネルギー論などについて学んでいたので、それらを就職先で活かしたいという思いがありました。
あとは、福岡拠点のバンド活動を社会人になっても続けたいと思っていたので、「福岡勤務」は就職する上での絶対条件でした。
志向が似ていた周りの就職先は、案の定大手メーカーばかり。私は留年していたので、在学中に就職した同期から就職先について話を聞いてみると、海外や全国転勤の話が多くて(汗)
福岡は、商業・サービス業が色濃い街なので、機械科出身を活かして福岡で働き続けられるドンピシャの会社ってほとんどなかったのです。
そこでテクノ工営に出会い、「機械」の専攻を活かし、本人が希望しない転勤は原則ないとのことで「福岡勤務」も叶う…もうここしかないと思いましたね(笑)

「失敗を恐れるな!」上司の教えに背中を押され、様々な案件への挑戦を決意。

もともと早く一人前になりたくて、入社直後から上司に自分の気持ちを訴えていました。
その思いを汲んでくれて、早い段階から案件を任せてもらったり、お客様先に一人で行かせてもらったり…この恵まれた環境には心から感謝しています。
「上司に迷惑をかけちゃいけないだなんて考えない!それをフォローするのが俺の仕事なんだから、失敗を恐れずいけ!」が上司の口癖。よく社内でも飲み会でもかけてもらう言葉です(笑)
その言葉に支えられて、打ち合わせでも自信をもって受け答えできるようになりました!
もともと上昇志向が強かった自分ですが、上司の心強い言葉に背中を押されて、「病院などの難易度の高い物件を主導したい」という思いがより強固なものになりましたね。

「複数のブレーンを持つ人」を目指す!そのためには社内外問わず仕事で関わる全ての人を大切に。

「設計事務所」というワードの先入観で、事務所内でパソコンに向き合う時間がほとんどだと思っていた自分は、入社してから打ち合わせや電話、出張が想像より多くて、良い意味でのギャップに楽しさを感じています!
具体的には、意匠設計事務所と一緒に意見をすりあわせてより良い案を模索したり、メーカーと機器の相談をしたり、お客様と要望に関する意見を交わしたり…そういうやり取りが楽しくて、やりがいを感じています!
仕事をする上で個人的に意識しているのは、自分が案件をやるときに助けてもらえる関係性を作ること。「何にでも詳しい人」ももちろん強いと思いますが、個人的には「困ったときに頼れるメーカーや外注さんなどのブレーンをたくさん持っている人」になりたいと思っています。
ただ単なるテイカーではいけないと思っているので、普段から極力無理は言わないようにするとか、ビジネス以外の話もするとか、小さな心遣いで関わる全ての人を大切にできるように、日々コミュニケーションを取っています。

正直…仕事が楽しくて仕方ない!資格を取って、案件の幅をもっと広げていきたい。

去年、会社の通勤時間や自身の遠方でのライブ活動の移動時間を活用して「建築設備士」の資格を取りました。テキストをスキャンしてタブレットに取り込み、場所問わず勉強できるよう工夫していました。次の目標は「一級建築士」の資格を取ること!資格を活かして、自分の技術力を上げていきたいと思っています。
テクノ工営ではレベルが高い方々と仕事する機会も多く、志を高く保つことができていると感じます。
社外の方で特に感銘を受けたのは、入社1~2年目で担当した市立大学の案件で一緒に仕事をした意匠設計事務所の担当者。立ち居振る舞いや設計の進め方、統率力や、受け答えで学ぶところがたくさんありました。
打ち合わせが終わったときに、結論が不明瞭でぼや~っとしてしまうケースがたまにあるのですが、その方は今後の検討課題とその対応者を明確にしながら話を進めるので、誰が何をしなければいけないのかがはっきりとしていて、打ち合わせがスパッと終わったのが痛快でした!
同じ大学の別棟の案件がこれから始まりますが、プロポーザルの段階から意匠や施工者の方々との打ち合わせに参加できているので楽しみです!
このように、他社の社員からも良い刺激を受けつつ、自分をレベルアップさせていきたいです。

ケースバイケースで変わる自分の立場に難しさを感じる。

施主さんが、設計と施工を分けて発注する分離発注と、設計と施工をまとめて発注する一括発注(デザインビルド・DB)。その方式によって、検討事項の意思決定スピードが変わることには多少なりとももどかしさを感じます。分離発注の場合、設計の部分は自分たちが主導して色々と提案できる反面、一括発注だと、工事費に関することは施工業者が主導するため、設計側だけの判断はご法度。発注方式によって立ち回りが変わることに難しさを感じます。
また、官庁案件と民間案件でも違いがあります。官庁案件は自分たちで積算をするので、数量を拾えるよう1から100までを図面に書いていましたが、積算業務がない場合の民間案件を経験したことで、これまではすべて図示していた図面の一部を、文言で表現したりして作業時間をはじめとする設計コストを削減することを知りました。
これまで自分の中では常識だった「すべてを図示してきれいな設計図を作る」ことだけが設計ではないというテクニックを学びましたね。

休日の過ごし方はバンド活動一色

大学時代に組んだバンドメンバーと今も活動しています!CDアルバムもリリースしていて、今後LPレコードが店舗や通販で発売予定です!
メンバーはみんな社会人。普段は月1回程度福岡市内のライブハウスでライブをして、時々東京・大阪・京都などの遠方でライブしています。今年は名古屋でもライブが決まっていますよ!休日は基本的に何かしらバンドの活動で消費されます!
私にとってバンド活動は、なかったら逆にストレスが溜まってしまうほど、生活に必要不可欠な存在。仕事としっかり両立して、欲張って生きていきたいです!

テクノ工営での働き方

上司との距離が近く、意見が上まで伝わりやすいのが特徴。仕事のやり方で改善したいことがあり提案したときに、全体の反応や対応が早いのは規模の小さい企業ならではだと感じます。風通しが良くて、一人が話していると周りも自然と会話に参加して、いつの間にか話の輪が大きくなってる、なんてことも(笑)
まず上司との関係性でいうと、私は困ったときには「困った!」と声に出してしまう癖があるのですが(笑)真後ろに座っている上司はそんなときいつでも「どうした?」と声をかけてくれます(笑)設計のことで相談しに行くと、たとえ忙しそうなときでも相談に乗ってくれる上司なので変な気を遣わなくてよいところがありがたいです。ただ親しき中にも礼儀ありで、自分から相談するときはなんでもかんでも聞くのではなく、自分の中で方針や結論を持ったうえで意見を聞くように気を付けています。
設計だけでなく現場を知り尽くしているベテランもいるので、困ったらいつも相談に乗ってもらっています。経験があるのはもちろん、本質的なところも熟知されているので、例えば基準にならって選定した機器の能力・容量が不足していないか、または過大でないかという不安を裏付けたくて意見を仰ぐこともあります。ベテランは「若手に自分の経験を教え引き継いでいく」ことに前向きな方しかいないので、そこもありがたいです!
自分が業務で改善提案したものでいうと、機器を選んでその仕様などを入力する「機器表」に関して、これまでの手入力方法を変更したくて、入力項目を減らして機器の選定を自動化したExcelツールを作りました。アルバイトや派遣の方も機械的に使えるようなマニュアルも合わせて作成したら、すぐにまわりの社員に浸透してとても嬉しかったです!
逆に、使ってくれている社員から、「ここはこう改善できるんじゃない?」というような声もかけてもらい、一緒にツールをブラッシュアップしています。
これらのエピソードで、テクノ工営の風通しのよさが伝わっていますかね?(笑)

ネームバリューだけではなく、仕事以外の軸も大切にした就職活動をしてほしい!

就職活動時はどうしても大きな会社や名前を聞いたことがある会社に惹かれる部分があり、建築設備設計というニッチな職種自体を知らなかった方も多いのではないでしょうか?
ネームバリューだけでなく、仕事以外に自分のやりたいことや働き方、会社の雰囲気などを熟考して根気強く色々な会社を探すのが、自分の人生全体の幸せに繋がると思います!
あとは、就活を始める時点で軸にすること(待遇・勤務地・仕事内容・職種などなど)を決めておくと最終的に意思決定する上ではスムーズだと思います。
熟考した上でテクノ工営を選んでくれたら嬉しいです!応援しています!